福森 ちあき
Webライター
40代・未経験からWebライターを始めた
主婦ライターです。
「家で自分らしく働きたい」と考え、
在宅で仕事をスタート。
現在はブログ運営やSEO記事の執筆に加え、
LPライターとしても活動の幅を広げるため
日々スキルアップに励んでいます!

ブログのネタが思いつかないときに試したい6つの発掘法と対処法

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ブログを続けていると「ネタがない!」と悩むことはよくあります。

ネタ切れを放置すると、ブログの更新が止まり、積み上げてきた努力が途切れてしまうことも。

テーマが見つからないと焦るかもしれませんが、実はちょっとした工夫や習慣づけで解消できる可能性があります。

本記事では、すぐに実践できる5つのアイデア発掘法や、どうしても行き詰まったときの具体的な対処法を紹介します。

目次

ブログのネタがなくなる原因とは?

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ブログのネタ切れには、さまざまな原因があります。

行き詰まるのは、才能やセンスの問題ではなく、誰もが陥りがちな以下のようなパターンにはまっているだけかもしれません。

  • 検索意図がぼやけている
  • インプット不足
  • 完璧を求めすぎている
  • 思いつきで記事を書いている

ここからは、ブログのネタが浮かばない主な原因を詳しく解説します。

原因1:思いつきで記事を書いている|戦略の問題

思いつきで記事を書いていると、内容に一貫性がなくなり、テーマを継続的に生み出すことが難しくなります。

短期的には更新できても、やがて「何を書けば良いのかわからない」という状態に陥りやすいです。

ネタを継続的に生み出すためには、誰に・何を・どのような目的で伝えるかという軸を持つことが大切です。

また、戦略的にキーワードをリサーチし、記事のストックリストを作っておけば、書くネタに困ることはありません。

ブログの方向性(初心者向け・専門情報・体験談など)を定め、テーマを戦略的に整理しておくことで、ネタ切れを防ぎつつ継続的に発信できます。

原因2:検索意図がぼやけている|リサーチの問題

読者の検索意図(何を知りたくて検索しているのか)を理解しないまま記事を書くと、ネタ切れを招きやすいです。

美容に関心を持ち「スキンケア 順番」と検索する人は、単に化粧水や乳液の順番を知りたいだけでなく、なぜその順番が重要なのか、自分の肌質に合った製品の選び方なども知りたい可能性があります。

上記のような検索意図を無視して、自分が書きたいことだけを書いていると、新しい切り口が見つかりにくく、アイデアが尽きる場合があります。

発想を広げるためには、読者の検索目的を掘り下げ、実際の悩みを理解することが大切です。

原因3:インプット不足|学習の問題

記事執筆(アウトプット)ばかりに注力し、情報収集や学習(インプット)を怠ると、書く内容が枯渇しがちです。

継続的に新しい情報を吸収しなければ、新しい視点やテーマを思いつくことは難しいでしょう。

日常のニュースやSNS、他人のブログ、書籍などからの情報の取得を心がけ、インプットとアウトプットのバランスを保つことが大切です。

原因4:完璧を求めすぎている|マインドセットの問題

「どうせ書くなら話題になる記事を」「すべて完璧じゃないと記事を公開できない」といった思い込みが、発想を止める要因となっているかもしれません。

完璧主義が強過ぎると、“最高のネタ”を探し続けて疲弊し、記事を書く気力を失うことがあります。

公開した記事は、あとからリライトで改善できるため、完璧を求める必要はありません。

「今の自分が書けること」を一つずつ形にしていくことを心がけましょう。

ブログネタ切れを解決!6つの効果的なアイデア発掘法

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ネタ切れの原因がわかったところで、次はアイデアを生み出す具体的な方法を見ていきましょう。

書くテーマが思いつかないときには、以下の6つの方法を試してみてください。

  • 読者の悩みから逆算してネタを考える
  • キーワードツールを活用する
  • ニュースやトレンドを活かす
  • SNSや質問サイトからネタを拾う
  • 過去記事のリライトや派生ネタを使う
  • 自分で体験する

次から、ネタ切れを防ぐための具体的な方法を紹介していきます。

①読者の悩みから逆算してネタを考える

ネタ探しで迷ったときは、まず「誰のどのような悩みを解決する記事なのか」を明確にしましょう。

読者が抱えている不安や疑問から逆算することで、書くテーマが浮かぶことがあります。

例えば、「50代 趣味」と検索する人の場合「自分に合った趣味を見つけたい」というのが表面的なニーズと考えられます。

一方で、その背景には「時間・お金・体力・人間関係・老後」といった複数の不安が潜んでいるケースが少なくありません。

上記のような、読者のさまざまな不安を言語化すると、次のような記事ネタを導き出せます。

スクロールできます
考えられる読者の悩み読者の悩み解決につながるテーマ
体力に自信がなく、激しい趣味は難しい50代から始める軽めの趣味〇選
子育てが終わり一人時間を充実させたい自宅での効果的な過ごし方の提案
定年後も長く続けられる趣味を持ちたい長く続けやすいおすすめの趣味の紹介
新しい出会いや刺激がほしい50代から始める学び・ボランティアの提案
健康維持や認知症予防に役立つ趣味を見つけたい脳を活性化する趣味〇選
趣味を収入につなげたい現実的に始められる副業アイデア〇選

ネタは、自分の頭のなかではなく、読者の悩みのなかにあると意識するのがポイントです。

②キーワードツールを活用する

ネタ探しの基本として、キーワードツールの活用も欠かせません。

「ラッコキーワード」や「Googleキーワードプランナー」などを使えば、特定のテーマに関連する検索キーワードを効率よく抽出できます。

例えば、グルメブログのネタを探す場合、「一人 焼肉」と入力すると「焼肉ランチ 一人」「一人焼肉 やばい」といった派生キーワードが見つかります。

見つけたキーワードは、検索ボリュームや競合性をチェックし、優先順位をつけてリスト化すると良いでしょう。

③ニュースやトレンドを活かす

ネタ切れを防ぐには、ニュースやトレンドを積極的に取り入れるのがおすすめです。

例えば、最新のAIツールや新発売のゲーム、ブームとなっているキャラクターなどは記事化しやすく、検索流入を狙いやすいジャンルです。

ユーザーの関心が集中しやすいため、短期間でアクセスを伸ばせる可能性があります。

ただし、ニュースやトレンドに関する記事は鮮度が命です。

情報が古くなると急激に検索されなくなるため、スピードを意識することが重要です。

④SNSや質問サイトからネタを拾う

SNSや質問サイトを活用して、ネタを探すのも一つの方法です。

X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを見れば、現在のトレンドや人々の関心事が把握できます。

Yahoo!知恵袋や教えて!gooなどの質問サイトには、実際の疑問や悩みが投稿されています。

自分のブログジャンルに関連するキーワードで検索すれば、「こんな情報が求められているのか」という発見があるでしょう。

さらに、投稿内で使われている読者の生の言葉や表現は、記事タイトルや見出しに取り入れると訴求力が高まります。

SNSや質問サイトには「リアルな声」の宝庫です。定期的にチェックし、読者の興味や悩みの変化をつかむ習慣をつけましょう。

⑤過去記事のリライトや派生ネタを使う

ネタが浮かばないときは、過去に書いた記事をリライトしてブラッシュアップするのも有効です。

リライトの際は、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 情報が古くなっていないか
  • より詳しく説明できる箇所はないか
  • 読みやすく改善できる部分はないか
  • キーワードを再調整してSEOを強化できるか

また、以下のように、一つの記事から派生ネタを生み出すこともできます。

【例①】
元記事:「Webライターにおすすめのツール5選」
派生ネタ:「Canvaでできる!アイキャッチ画像の簡単な作り方」

【例②】
元記事:「初心者Webライターが初めて受けた案件体験談」
派生ネタ:「初心者が初案件で気をつけるべき5つのポイント」

既存記事を掘り下げることで、新しい記事テーマを生み出すことが可能です。

⑥自分で体験・実践する

自分の体験や実践したことを記事化する方法もあります。

実際に試して得た結果や気づき、失敗から学んだことなどの一次情報は、ほかのサイトにはないオリジナルコンテンツになります。

例えば、次のような体験は、記事のネタにすることが可能です。

  • 商品を実際に購入した使用レビュー
  • サービスに登録した体験談
  • レシピを実際に作った経緯や撮影した写真
  • 旅行先に行って撮影した写真や旅の感想
  • 読者やフォロワーに向けて実施したアンケート

また、日常のなかで便利だった商品やサービス、失敗談などをメモしておくと、あとから記事化できます。

体験から生まれる記事は読者の共感を得られる可能性があり、検索エンジンからも評価されやすいため、記録する習慣をつけておきましょう。

それでもネタが出ないときの対処法

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6つの発掘法を試してもネタが思いつかないときは、焦らずに考え方や環境を少し変えてみることが大切です。

どうしてもブログの内容が見つからないときにおすすめの対処法は、次の4つです。

  • 「完璧主義」をやめる
  • 知識を増やす
  • ブログの”ネタ帳”を作っておく
  • ブログを少し休む

ここからは、ブログに行き詰まったときに試したい4つの方法を詳しく紹介していきます。

完璧主義をやめる

ブログのネタに困ったときは、まず完璧を求める姿勢を手放しましょう

「読まれる記事を書かなければ」「検索順位を取らなければ」というプレッシャーが、発想を止めている可能性があります。

完璧を求めすぎると、ネタのハードルが上がり書けなくなることがあるため、まずは「1行でも書いてみる」ことを意識しましょう。

完成度を気にせず、思いついたことを書き出すだけで、アイデアが広がるかもしれません。

また、「質より量」の発想で書く日を決めるのも効果的です。記事の完成度はあとから整えれば大丈夫です。

知識を増やす

ネタが出ないときは、インプットの時間を増やすのもおすすめです。

書籍や雑誌、専門家へのインタビュー、外部のメディアの記事などから最新情報を得ることで、新しい視点や発想が生まれる可能性があります。

得た知識をもとに、自分なりの考察やまとめ記事に展開するのも効果的です。

また、散歩や読書、映画、旅行など、あえて書くことから離れる時間を作るのも良いでしょう。

ブログの”ネタ帳”を作っておく

日常生活で「面白い」「記事にできそう」と感じたことをメモする習慣をつけましょう。

スマートフォンのメモアプリやNotionなどに、思いついたキーワードやアイデアをすぐに記録しておくのがポイントです。

読んだ本の気づきやSNSで見た話題、会話のなかで出た疑問などは、あとで見返すと記事のヒントになることがあります。

ブログのネタ一覧があれば、書くことに困ったときでもリストから選んで執筆を始められるため、ブログを長期的に継続しやすくなるでしょう。

ブログを少し休む

どうしてもネタが浮かばないときは、いったんブログから離れることも選択肢の一つです。

無理に続けると視野が狭くなり、ますますアイデアが出なくなることがあります。

ネタ探しのプレッシャーを減らすために、しばらくブログについて考えるのを休むのがおすすめです。

散歩や映画鑑賞、他者との会話など、書くこととは関係のない時間を過ごしてリフレッシュしましょう。

意図的に休息を取ることで、再びブログに向き合うモチベーションとアイデアが湧いてくる可能性があります。

ブログのネタに関するよくある質問・回答

「ブログのネタに関するよくある質問・回答」の見出し画像

ブログを続けていると「他の人はどのくらい収入を得ているのか」「100記事分ネタを集めるにはどうすれば良いか」といった疑問が湧いてくるでしょう。

以下では、ブログのネタや運営に関するよくある質問にお答えします。

ブログをやめる人の割合は?

一般的に、ブログを始めた人の90%以上が3年以内にやめてしまうといわれています。

さらに、総務省のの「ブログの実態に関する調査研究」によると、開設から1年後も継続している層は4割程度にとどまるという結果が出ています。

ブログの継続が難いのは、主に以下のような理由が挙げられます。

  • ネタが思いつかない
  • アクセスや収益が伸びずモチベーションが下がる
  • 明確な目的やテーマが定まっていない

逆にいえば、一貫したテーマを設定し、更新ペースを習慣化すれば、長期的に続けられる可能性があります。

参考:ブログの実態に関する調査研究|総務省

ブログ収入の平均はいくら?

「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2024」によると、アフィリエイト収入の中央値は1,000~5,000円未満となっています。

ひと月のアフィリエイト収入|アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2024
出典:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2024|特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会

さらに2024年のデータでは、「収入がない」と回答した人が38.4%と、前年(26.8%)より約12%増加しており、収益化の難易度が年々上がっていると考えられます。

一方で、月5万円以上の収入を得ている層(グラフの緑~紺色部分)は微増または横ばいで、大きな変化は見られません。

つまり、ブログで安定した収益を得るには時間がかかるものの、戦略的に継続すれば成果を上げられる可能性があるでしょう。

ブログネタ100記事を効率的に集める方法は?

ブログネタ100記事を用意するには、「リサーチ→抽出→整理」の3ステップで進めましょう。

STEP
リサーチ

・トレンドワードやSNS、Q&Aサイトで読者の悩みを調査
・競合の人気記事や市場動向の分析

STEP
抽出

・検索キーワードを精査し、ジャンルやサブカテゴリごとに細分化
・書きやすさや需要を考慮してテーマの優先順位をつける

STEP
整理

・「カテゴリ」「キーワード」「優先度」「参考URL」などの項目ごとにリスト化
・スプレッドシートやNotionで管理すると便利

手作業でのリサーチも大切ですが、AIに手伝ってもらうことで作業時間を大幅に短縮できます。

以下は、100記事分のネタを用意してもらう際のプロンプト例です。

あなたはSEOに強いプロのWebライターです。
「〇〇(キーワード)」に関するブログ記事ネタを100個提案してください。

【条件】
・ジャンル:〇〇
・ターゲット:〇〇(例:40代女性/副業初心者/企業担当者など)
・目的(ゴール):〇〇(例:アフィリエイト収益/集客/専門性の発信)
・記事タイプの割合(任意):ハウツー◯割、体験談◯割、トレンド◯割など
・できれば、見出しタイトル案(32文字以内)として出力
・カテゴリごとに分けて一覧化してください

上記のプロンプトを自分なりにカスタマイズして活用しつつ、読者の悩みのリサーチも忘れずに、100記事分のネタリストを完成させましょう。

会社員がブログを書くとき、どんなネタなら書きやすい?

会社員がブログ記事を書くなら、自分の仕事に関連する知識や経験を活かしたテーマが書きやすく、読者の関心を集めやすいでしょう。

具体例は、以下のとおりです。

営業職:商談をスムーズに進めるコツ・クレーム対応で信頼を得る方法
事務職:Excel活用術・効率的な資料作成テクニック
エンジニア:初心者向けプログラミング解説・業務効率化ツールの紹介
会社員ならではのネタ:通勤時間の有効活用法・副業と本業の両立術・会社員におすすめの節税・投資

ただし、会社の機密情報や人物や企業を特定できる情報を扱うのは避けるよう注意が必要です。

「ブログのネタがない」は誰にでもある!成長のチャンスとらえよう

「「ブログのネタがない」は誰にでもある!成長のチャンスとらえよう」の見出し画像

ブログを続けていると、「ネタが思いつかない」と悩むのは、誰でもよくあることです。

行き詰まるのは、決してご自身の能力不足ではありません。

大切なのは、その壁を成長のきっかけととらえる視点です。

ネタが出ない時期は、読者のニーズを見直したり、インプットを増やしたりする絶好のタイミングでもあります。

本記事で紹介した6つのアイデア発掘法と4つの対処法を実践すれば、ネタに困ることなく継続的に発信できる可能性があるでしょう。

福森ちあき

でも、どうしてもネタがなくてしんどいときは、無理せず少し休んでも構いません。
書けない時期も成長の過程だと前向きにとらえ、焦らず完璧を求め過ぎず、一歩ずつ前進していきましょう!


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